”薬飲もう”の前に、見つめなおしたい不調の原因と自然の大きな力。
自分や家族、お客様の体験談。
秋が短い最近の日本。
猛烈な暑さが和らいだと思えば、あっという間に「冷え」を感じる冬がやってきます。
本格的に寒くなるのは2月、3月。
その期間に備えて今から出来ることをしていきましょう。
冬の冷え対策はまず夏の過ごし方を振り返って
「冬病夏治」は冷え・低体温・関節痛など冬の慢性病は夏にどれだけ身体を養生するかよって悪化・好転するかが決まる、という考え方です。
「夏の自然界にある陽が上昇し、強くなって発散する時期、体の陽気も成長しやすくなる」ため、
夏の生活を振り返って
- シャワーだけで湯舟につからなかった
- 冷たいアイスや南国のフルーツをたくさん食べた
- 足腰を昼夜問わず露出していた
など、身体を冷やすことを積極的に行っていしまっていた方は、これから本格的になっていく「寒さ」からくる症状に充分注意が必要です。
冬は乾燥が苦手な「肺」と寒さが苦手な「腎」のお手当を
肺と腎は免疫をコントロールする重要な臓器。
冷えと乾燥の強くなる冬は丁寧にメンテナンスして、暖かい春がくる日をじっくりとゆっくりと待ちましょう
東洋医学の五臓のひとつ「肺」は免疫をコントロール
肺は、五行「木火土金水」でみると金に属し、五季の中では「秋」、五悪の中では「燥」にあたり、肺が「乾燥を嫌う」ことを意味します。
「肺」は体の内部から気を体表へ向けて発散させることにより外邪(ウイルスや細菌など)の侵入を防いでくれています。
つまりこの働きが西洋医学でいうところの「免疫」なのです。
皮膚の潤いを保ち、汗をかくことができるのは「肺」のはたらきです。
またこの「肺」の乾燥は表裏の関係にある「腸」「皮膚」にも関わってくるため、
「肺」が乾燥すれば皮膚・粘膜・呼吸器も乾燥し、コンコンといった咳や喉の痛みからはじまる「風邪」をひきやすくなります。
東洋医学の五臓のひとつ「腎」は冷えに弱い
腎は、五行「木火土金水」でみると水に属し、五季の中では「冬」、五悪の中では「寒」にあたり、腎が「寒さを嫌うこと」を意味します。
寒い冬は腎のはたらきが弱くなるため、体内の水分が停滞し、むくみや冷えを生じさせます。
そんなとき、身体は停滞した水分を外へ排出させようとするためゲホゲホとした咳やくしゃみが出ます。
良導絡測定(五臓のバランスをチェックする)をはじめて行った際「腎経」の虚証を指摘されました。
はじめは何のこと?という感じでしたが、説明をうけると「冷えやすい」「体力がない」など私が若いころから悩んでいたことと一致して「腎」の養生に取り組むことになり、ビワ茶を飲むようになりました。
ほかの食事法やビワ灸も併用しているのでビワ茶だけの効果かは分かりませんが、むくみやすい体質が改善された分極度の冷えも感じにくくなりました。
美味しくて、癖がなく飲みやすいので年間を通して飲んでいます。
腎はもともと生まれ持った強さ・弱さがあると聞いたので、自分の体質に逆らわず無理をしないことや、もっと悪い状態にならないことを心がけています。
ビワ灸・鍼灸などツボ療法で「肺」の免疫作用と「腎」の水分調整作用をととのえる。
体表面で邪気(ウイルス・細菌)の侵入を防ぐ「肺」の機能が弱まることや、
体力を保ったり、身体を冷やす原因になる老廃物や余分な水分が停滞しないように「水」をコントロールしてくれる「腎」が正常に働くようととのえるためにはツボ療法がおすすめ。
ツボ療法
単純に西洋医学的な「肺」と「腎臓」にだけに働きかけるのではなく、
概念としての「肺」と「腎」をととのえるので、風邪予防以外にも感じていた不調も併せて改善がみられることもしばしば。
五臓の「肺」の不調でおこる諸症状
- メンタル面は悲しい気持ちになったり、憂鬱になったり
- 乾燥肌
- アレルギー
- 喉が腫れる
- コロコロとした便
五臓の「腎」の不調でおこる諸症状
- メンタル面は不安・無気力・びっくりしやすい
- 足腰のだるさ
- 腰痛
- 頻尿
- むくみ
- 精力のなさ
腎を養う「ビワ茶 無憂扇」
ビワ茶 無憂扇はビワ葉をはじめとする10種の漢方葉が陰陽バランスを考えて配合されています。
五臓の中では「腎」の養生におすすめのノンカフェインでのみやすいビワ茶は開店以来、長く長くお客様に愛されるお茶です。
塩みを感じないくらいにパラパラっと自然塩を振ってあげるれば「腎」を元気に!
無憂扇 ビワ茶
50包 4500円(税別)/30包 2,900円(税別)
続きを見る
風邪予防といえば「板藍根(ばんらんこん)」
板藍根は五月ごろに小さな花を咲かせるアブラナ科の植物、ホソバタイセイ(松藍)またはタイセイ(草大青)の根を乾燥したものです。
中国では肝炎やインフルエンザ、耳下腺炎(おたふくカゼ)、扁桃腺炎などの治療に欠かせない生薬として大切にされてた板藍根。
新型コロナウイルスが流行し始めた2020年も一度入手困難になっていたほどです。
東洋医学的な薬効は清熱・涼血・解毒
西洋医学的には解熱・抗炎症・抗菌・抗ウイルス作用など
当店で取り扱うのは
太陽食品 のみやすい板藍根(顆粒)
内容:板藍根、甘草、生姜、ビタミンC、ナイアシン、ビタミンB2、ビタミンB1、ビタミンA、ビタミンD3
使用方法:1包をお湯または水でお飲みになるか、ティーカップに1包を入れお湯を注いでよくかき混ぜお飲みください。
(1日2~3包)
【太陽食品】板藍根顆粒
(1g×12包) 1,177円(税込)
(1g×36包) 3,186円(税込)
子供の感染症予防に
30代 女性
幼稚園に通いだした子供がすぐに風邪をもらってきてしまうため、何か対策できないかなと思い相談したところ板藍根というものを教えてもらいました。本来の飲み方ではないと思いますが、スープなどに混ぜて飲ませています。
少し鼻をぐじゅぐじゅし始めたときに飲ませていますが、それ以来、幼稚園をお休みさせるほどには至りません。
少し顆粒が大き目でざらッとしてるので水やお湯では飲めないお子さんもいるかもしれません。
天然の抗生物質と言われるプロポリス
プロポリスとは
ミツバチが樹木の新芽などから集めた樹液に自らの分泌物、ミツロウ等を混合してつくられたもので、巣の出入り口に塗り固め
巣やミツバチ自身を有害な微生物などの外敵から守る物質です。
採取地へのこだわり
プロポリスクラウンはブラジルの中でも特にミナス・ジェイラス州のプロポリスを使用しております。
ミナス・ジェイラスをえらんだ理由
- 良質なプロポリスの原木となるアレクリンの森林が農薬などの公害に侵されずに広大に広がっていること。
- プロポリスを作り出す能力に非常に長けた新種のミツバチ(キラーピー)が生息していること。
- 多くの研究や臨床実験に使用されるプロポリスがミナスジェライス州産であること。
最高の原料を追求した結果、エスエフシーはブラジル、ミナスジェライス州産のプロポリスにたどり着きました。
提携製造工場では原塊を直接輸入し、高い衛生管理を誇るクリーンルームで抽出・製造を行っています。
販売当時から、風邪をひきやすい方にすすめると、「すっかり風邪をひかなくなった」というご意見をたくさんいただいています。
喉でうがいするように飲み込むことで喉の炎症のケアができます。
また、炎症性の症状にも効果的で、当店のお客様も「長年の副鼻腔炎による呼吸器系のつまり・ただれ感がプロポリスクラウンで解消した」という嬉しいご意見も頂いています。
また軟膏や精製水で希釈することで皮膚への塗布も可能ですので、水虫や炎症性のある部分に塗り込むのもおすすめ。
プロポリスクラウン 30ml 6,800円(税別)
プロポリス クラウン【ウイルス対策】
感染症予防に天然の抗生物質のススメ
続きを見る
アロマ精油にも温性・熱性の性質をもつものがたくさん
食べ物にも五性があるように植物性であるアロマ精油にも五性がありますので「温性」「熱性」のものをアロマコースでは冷え対策として使用しています。
脾・心・肺・腎の「陽気(温める力)」を養う「生姜」
当店で冷えにお悩みの方に人気のある精油は自然豊かな森林で育った原材料を使った精油を販売するメーカーyuicaの精油「生姜(根茎部」。
擦りおろしたてのような「生姜」のフレッシュな香りはフルーティーさすら感じます。
生姜の精油は本質的に温める作用があるため、脾・心・肺・腎の「陽気(温める力)」を養ってくれます。
身体をあたためる「柚子」
冬至の日に柚子湯に入ると「風邪をひかない」と言われるように、柚子には体を温める作用があります。
レモンなどの柑橘類に比べると温かみを感じる、日本人がホッと安心できる香りです。
血行をよくする働きがあるため、冷えやむくみ、肩こり、腰痛、関節痛など血行不良から起こるまさに「腎」不調の改善に最適です。
当店では「生姜」と同じyuicaの高知県の柚子100%の精油「柚子」をこの冬、使用します。
日本人が古くから風邪予防や冷え対策で活用してきた生姜と柚子のアロマブレンドでの漢方アロマコースで体を芯から温めませんか?
受注発注で当店の施術で使用する精油の販売も行っています
- エッセンシャルオイル ショウガ(根茎部)
5ml ¥4,950 - エッセンシャルオイル ユズ(果皮部)
5ml ¥2,090
募集期間はお問合せください。
その他にも、対応できる家庭でのセルフケアやサプリメント・施術法はあります。
ひとそれぞれ、複雑に原因が絡み合っているので、問診や測定でご自分の心身の見直しを一緒にチェックしてみませんか?
もともと「腎」が弱い私のメンテナンス
30代 女性