良い野菜を育てるには土を豊かにすること。
これは今では当たり前のことで、何を豊かにするかというと土の中にいる「細菌」。
この細菌がどれだけ住みやすくしてあげられるかが大切なんだと、農家の方々から教わりました。
土の中の細菌が野菜に栄養素を与える橋となって、自らも共生しています。
細菌が豊かな土はフカフカで柔らかく、温かい。
触ってみれば直感的に良い土だなぁとわかります。
では、人にとっての土とはなんでしょう?
答えは漢字にそのまま表れています。
身体と土が合わさった漢字。
正解は「肚」(「はら」と読みます)
もうそのままですね。
人がよく育つには「肚」(はら)を豊かにすること。
温めてあげて、柔らかくする。
氣を「肚」に集めて呼吸をする。
そして、五臓六腑を調える。
そうすることで、腸内細菌が生きやすい環境が出来上がります。
人も細菌が住みやすいように工夫していくことが大切なのです。
自然はいつも沢山のことを教えてくれます。
今一度、僕たちも自然の中に生きていることを思い出して過ごして行きたいですね。