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このページはセルフケア通信をご希望の方専用のページです。
次回の通信を配信するまでご覧いただけます。※ この内容は東洋医学の考え方に基づくセルフケアであり、医療行為ではありません。
不調が続く場合は医療機関の受診もご検討ください。

脾(消化器)を守るやさしい養生
5月後半は、空気に湿気が混じりはじめる季節。
東洋医学では、この「湿」は脾(消化器)を弱らせます。
消化器が弱っているサイン
- だるさ
- むくみ
- 胃の重さ
- 食欲不振
- 気分の停滞
- 関節の痛み
上記の内容を招きやすくなると考えられています。梅雨入り前の今こそ、脾を整えるセルフケアがいちばん効くタイミング。
ご自宅でできる、やさしいケアをまとめました。
ストレッチ
胃経 × 脾経ライン(脛のストレッチ)で湿を流す

- 姿勢を整える:
まっすぐ立ち、片手を壁や椅子に添えてバランスを取る。背筋を伸ばして深呼吸。 - 片脚を後ろに引く:
片脚の足首を同じ側の手でつかみ、かかとをお尻に近づける。
太ももの前側(胃経ライン)に心地よい伸びを感じる。 - ゆっくり戻す:
ゆっくり足を戻して立ち姿勢に戻る。左右交互に行う。
湿気で重くなりやすいのは、脚の前側(胃経)と内側(脾経)。
この2つの経絡は、水分代謝と消化の働きを支える大事なラインです。
- 胃経の巡りを助けて「重だるさ」を軽くする
- 脾経の滞りを流して「むくみ・胃の重さ」を和らげる
といった効果が期待できます。

ツボケア
湿気で弱りやすい「脾」を整えるおすすめのツボ
5月後半〜梅雨前は、湿気が脾(消化器)に負担をかけやすい季節。
ここでは、脾と胃の働きを助ける4つのツボをご紹介します。
おすすめのツボ
- 足の三里
- 三陰交
- 脾兪
- 中脘
を整えることで、だるさ・むくみ・胃の重さがふっと軽くなりやすくなります。
① 足の三里(あしのさんり)|胃経

消化器の働きを底上げし、気力を補う代表的なツボ。
胃の重さ・食欲低下・疲れやすさが気になるときにおすすめです。

② 三陰交(さんいんこう)|脾経

水分代謝・むくみ・冷え・女性の不調に関わる要点。
湿気で弱りやすい脾を整え、巡りを助けてくれます。
③ 脾兪(ひゆ)|背中の脾ポイント

脾の働きを支えるツボ。
ご自分の拳で軽く叩き、周辺の血流をよくしてあげるのも効果的です。
胃の重さ・だるさ・気分の停滞が軽くなる方も多いです。
温熱マット響・宙をお持ちの方へ


脾兪・胃兪の周辺にビワローションを含ませた含侵綿糸を設置。
背中の脾兪と胃兪付近にあたるように仰向けで横になり、
しばらくゆったり過ごしましょう。

ビワキューで施灸すると「気持ちい~」とついため息がでる方が多いです。
④ 中脘(ちゅうかん)|胃と脾の中心ポイント

みぞおちとおへその真ん中にあるツボ。
胃のつかえ・食べすぎ・ストレスによる胃腸の不調に役立ちます。
湿気で弱った脾を助ける「お腹の要点」として、
セルフケアに取り入れやすいポイントです。
この付近を優しくさすってケアするのもおすすめです。
カメリアエキスをお持ちの方へ
中脘のツボにオイルを少量落とし、
円を描くように優しい圧でマッサージ

セルフマッサージ
胃経・脾経ラインをやさしく流すケア
ビワエキス入りカメリアオイルは、巡りを助け、湿による「重だるさ」を軽くするサポートにぴったりです。
ビワエキス入りカメリアオイルがない方も、お風呂で体を洗う時などに石鹸のすべりを利用して、次のラインをやさしくマッサージしてみてください。
- 脛の外側(胃経)
- 脛の内側(脾経)
力を入れず、皮膚をやさしく動かすイメージで。
呼吸に合わせて緩めていくと、脚だけでなく消化器も軽くなる感覚に。
消化器系の養生におすすめアロマ
脾経・胃経を整えるのに施術でもよく使い、
反応の良いアロマは
ペパーミント・レモン・カルダモン。
カルダモンは濃厚でやや癖がありお好みが分かれますが、
効果をすぐに感じる方もいます。
胃下垂対策:骨盤底筋トレーニング
内臓が下がりやすい人は、冷え・食べ過ぎ・もともとの胃腸の弱さ(脾虚)が原因で「内臓を支える力」が落ちていることが多いです。
内臓が下垂すると
下腹ぽっこり、痔や脱肛、胃の重さ、姿勢の崩れなど
上記のような症状につながりやすくなります。
ピラティスで行う骨盤底筋トレーニングは、下がった内臓を下から支え、腹圧を整え、内臓の位置を本来の場所に戻すサポートになります。
椅子でできるトレーニング

- 姿勢を整える:
椅子に座り、腰・背中・首・頭までを一直線に整えます。
骨盤を立て、背骨がスッと上に伸びる感覚をつくります。 - 骨盤底筋を意識する:
肛門・尿道(女性は膣も)をやさしく締めて、
ゆるめる動きを繰り返します。
呼吸を止めずに、「締める(1〜2秒)→ ゆるめる(1〜2秒)」を続けます。 - 下腹の感覚を確認:
下腹部がきゅっと引き締まる感覚があれば、
内臓を下から支える力が入っているサインです。
脾(胃腸)を整えるセルフケアと、
この骨盤底筋トレーニングを組み合わせることで、
内臓下垂による不調を根本からケアしていくことができます。
食養生
生野菜が美味しく感じる季節ではありますが、「脾」が弱っている方は、生野菜・冷たい飲み物はなるべく控えてみてください。
東洋医学では、小麦から作られるパン・パスタ・うどんなどの粉もの=湿をためやすい食べ物とされています。
当店での良導絡測定や問診で「脾虚」「脾実」と見立てがあった方は、ぜひ食べ物にも注意してお過ごしください。
食養生おすすめ1:梅肉エキス
下痢・食あたり・消化器の弱りに心強い常備アイテム
湿気で脾が弱ると、食欲低下・胃の重さ・だるさに加えて、下痢や食あたりといったトラブルも起きやすくなります。
梅肉エキスは、昔から消化器の弱りを支える心強い味方として使われてきました。
消化をサポートし、胃腸の疲れをやさしく回復へと導いてくれます。暑くなる季節は、冷たいもの・生もの・外食が増えやすい時期。
「ちょっとお腹が心配だな」というときに備えて、梅肉エキスは下痢や腹痛にも効果的なので“一家に一本”の常備アイテムとしておすすめです。
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梅肉エキス
65g 2808円(税込)
続きを見る
食養生2:王樹酵素で脾を内側からサポート
季節の変わり目・食べすぎ・疲れやすさが気になる方に
脾は「消化・吸収・エネルギーづくり」を担う大切な臓。
忙しさやストレス、季節の変わり目、食べすぎ・飲みすぎが続くと、脾の働きが弱りやすくなります。
王樹酵素は、そんな脾の働きを内側からやさしく支える発酵サポートとしておすすめです。
でやすい症状
- 食後に眠くなりやすい
- 疲れが抜けにくい
- 胃腸がもたれやすい
こうしたサインが気になる方は、ストレッチやツボケアとあわせて、「内側からの脾ケア」として
王樹酵素を取り入れるのも一つの方法です。
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王樹酵素(植物エキス発酵飲料)
1箱:10,800円(税込)
1本 1,080円(税込)続きを見る
雨の日に痛む関節と余分な湿気対策
雨の日になると関節がうずく、重だるくなる…。
その原因のひとつは、体に溜まった「余分な湿気」が体内に停滞し、冷えを招いてしまうこと。
身体が冷えると血管がぎゅっと縮み、痛みが出やすくなります。
だからこそ、「余分な水分をデトックスすること」が、湿気の多い日の関節ケアにもつながります。
ゆで小豆でやさしくデトックス

ゆで小豆は、体に溜まった不要な水分や老廃物を、やさしく排泄してくれる食材です。食養生が目的の場合は無糖がおすすめです!
アロマケア:ジュニパーで余分な水分を流す

アロマケアでは、
ジュニパーが体の余分な水分を排泄するサポートをしてくれる精油として知られています。
雨の日の重だるさや、関節の違和感が気になるときに、フットバスやセルフマッサージに数滴プラスするのも一つの方法です。
香りを楽しみながら、「いらない水分が外に流れていく」イメージで、ゆっくり呼吸してみてください。
心も体も、少しずつ軽くゆるんでいきます。
脾とメンタルの関係について

東洋医学では、脾(消化器)は「思い悩む」「憂う」などの感情と深くつながっていると考えられています。
脾が弱ると、身体だけでなく、気持ちにも静かに影響があらわれます。
日本人はもともと消化器が弱い体質の方が多いことに加えて、日本は湿度の高い気候です。
梅雨から夏にかけての湿気と、日々の生活での疲れが重なると、いつもより考え込みやすくなったり、気分が沈みやすくなることがあります。
施術を続けていくと、患者さん自身が気づかないうちに、
「心の持ちようが変わる」「発する言葉が変わる」ことがあります。
身体が整うと、心も自然と軽くなる——そんな変化を見てきました。
脾を整えることは、身体だけでなく、心を支えることにもつながります。
まとめ|梅雨前の小さな積み重ねが、からだを守る
5月後半〜梅雨前は、脾を守ることで、6月以降の湿気の多い季節のだるさ・むくみ・胃腸トラブル・精神的な落ち込みがぐっと軽くなります。
季節に合わせて、できるところから一つずつ始めてみてください!