漢方アロマ(ビワ灸とアロマ)

2019年10月23日

茅ヶ崎駅から徒歩7分、ビワ灸・鍼灸などの自然療法の施術室の漢方アロマについてご案内いたします。

漢方アロマ(ビワ灸とアロマ)はリラックス・体質改善・不眠・婦人科系などに

東洋思想と精油

オーガニック精油は自然が生み出した植物のエッセンスが凝縮されたツール。
食物に陰・陽があるように、精油にも種類によて陰陽・五行に分類することができ、その症状を東洋思想的にみながらブレンディングします。

ビワ温灸と組み合わせる

このコースの一番の特徴はアロマと温灸との組み合わせです。じわ~っと体の深部まで温熱が入った状態でのアロマトリートメントは効果的なことはもちろん、

とにかく気持ちがいいと喜んで頂いております。

スタッフAsuka
湘南オーガニックスタジオのアロマメニューでは漢方アロマの70分コースが一番たくさんのお客様にご利用いただいております。

漢方アロマのブレンディング

陰陽五行思想

自然界に存在するすべてのもの・現象は「陰陽」に分けられる

陰陽は分離することはできず、互いに補う関係で成り立っています。

単純な例えですが、「冷たさ」は陰・「暖かさ」は陽に分けられます。

陽が不足している場合は

「暖かさ」が足りない=「冷えている」


ということになりますので陽を補うのに適した精油・ジンジャーなどを選ぶことで体を芯から温めていきます。

陰が不足している場合は

「冷たさ」が足りない=「火照る」「乾く」

ということになり、陰を補うのに適した精油・ローズなどを選び、身体の余分な熱を冷まし鎮静させます。

この陰陽の過不足がどの臓器でおきているのかを紐解くため次の「五行論」を活用しています。

「木・火・土・金・水」という5材に分ける「五行学説」

五行学説も陰陽論と同じく万物を5つの材にわける哲学ですが、医学的にも内臓の相互関係を表す基本となっています。

    • 木は肝(血を貯蔵する役割・月経や睡眠、筋肉のはたらきにも影響)
    • 火は心(循環器・体を温める・脳に血液を送るので中枢神経にも影響)
    • 土は脾(食物から気・血をつくり全身に送る・消化器・内臓が下垂しないよう持ち上げる)
    • 金は肺(浄化された空気を体内に取り入れ、不要な気を外に排泄・免疫(=腸)や体のバリア機能(=皮膚))
    • 水は腎(成長・発育・老化など人の一生涯をコントロール・骨や歯・水を貯留・排泄)

と分けられそれぞれに役割を持っています。
五臓は互いにフォローしあったり抑制しあっています。

陰陽論で挙げたの例の「ジンジャー」は水(腎)に分類されるため

  • 体力がない
  • 腰が重い
  • 腰が痛い
  • 頻尿

などの症状があらわれる「腎」の「陽」の不足に特に適しています。

このようにご症状やもともとの体質をみながらどの五臓の陰陽のバランスが乱れているのかを見ながら精油を選んでいきます。

また五臓ひとつひとつには3つの要素「気・血・水」が貯蔵されており、その要素をエネルギー源としてはたらいています。

身体を構成する要素、「気血水」

気:肉体が機能を果たすための原動力。
血:血液だけでなく全身に栄養と潤いを与える。記憶や睡眠・精神活動を司る
水:汗・涙・鼻水・脂肪・コレステロール・血液以外の水分。体を潤し気によって活性された血をスムーズに動かすための潤滑油となる。

これらが体中をめぐり、互いにコントロールしあいながら生理機能を保っています。

生理機能とは

  • 呼吸
  • 免疫機能
  • 精神活動
  • 内臓の働き
  • 体温調整
  • 生殖機能
  • 新陳代謝
  • 血液循環

など、生命維持に関わるすべてのことを言います。

スタッフAsuka
精油には滞った気を流すことが得意なものや、足りない気を補うことが得意のもの・血流を促したり、水分を排泄することが得意なものそれぞれに特性があります。

この気血水がどの臓器(肝・心・脾・肺・腎)で「不足している」・「過剰になっている」かを見ながら、それぞれを補う精油を選びます。

 

カウンセリングや測定をさせていただくことで、3.4種類の精油をブレンドしています。

こんな時にうけてほしい!

  • 根本から心身のバランスを調えたい
  • 低体温・冷えがある
  • アロマトリートメントだけではなかなか改善されない
  • 深くリラックスしたい

-施術の選び方, 漢方アロマトリートメント

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